用途向けに各種カスタマイズした製品をお届けいたします。
用途向け開発例と特長
非常用発電機用黒煙・白煙除去装置
非常用ディーゼル発電機のエンジン始動時の黒煙と白煙を除去するシステムです
病院、商業施設、ポンプ場などの非常用ディーゼル発電機は、定期点検が義務付けられエンジン始動時の黒煙や白煙は、健康被害のみならず近隣住民からの苦情など大きな問題になっています。
ACRは、長年培った自動車用DPF技術をもとに、エンジン始動時の黒煙と白煙を同時に除去する装置を開発しました。
エンジン試験ベンチ・発電設備用
排ガス浄化の流れ
- エンジンから排出された排気ガスは本装置に入ります。
- 本装置は排気中の黒煙や排気微粒子を取り除き大気に排出します。
- 逆洗用の空気はコンプレッサからエアタンクへ常時充填されています。
- 逆洗時に本体フィルタに空気を噴射します。
逆洗時でも通常時と変わらない黒煙除去性能を発揮します。
排気ブロワは本装置入口静圧を大幅に低減するための装置です。
また捕集した黒煙(すす)を自動的に連続焼却する電気焼却機(オプション)があります。
システムフロー図例
船用DPF装置
ディーゼルエンジンから排出される黒煙やPMを電気ヒーター内蔵のフィルタで捕集し、電熱により強制的に燃焼させる装置です。 また、PM捕集率:80%、黒煙捕集率:95%と高い捕集率を持っており、触媒では対応の難しい硫黄分の多い燃料を使用したエンジンに最適です。
特殊車両用パーシャルDPF装置
酸化触媒と、パーシャルDPFの2段構造で構成された排気ガス浄化装置です。
ディーゼルエンジンから排出される黒煙やパーシャルDPFで捕集・再生し、後段の酸化触媒で一酸化炭素(CO)、炭化水素(HC)などの浄化を行います。50%程度の黒煙捕集率があり、ウォールフロータイプのDPFに比べて排気圧力の上昇が緩やかで、メンテナンス頻度を少なくできる事が特徴です。
鉄道保線車や電源車などで使用されています。
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電源車搭載の大型PMR
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鉄道保線車
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鉄道保線車搭載の大型PMR